いよいよ待ちに待った梅雨明けがすぐそこまで来ているような気がしますね
梅雨明けしたら今年も暑い夏が来るのですね!!
雨は雨で嫌だけど真夏のカンカン照りも嫌!!
ほんと人間てワガママ
House de Organicの仲間でもあるパッシオパッシブの佐藤社長が
ドイツの窓メーカーとライセンス契約を結び
関連会社レインボーオーシャンビュー『佐藤の窓』として
高性能木製窓の製造を本格的に始めたので視察をさせて頂きました
昨年も視察をさせて頂いたのですが加工機が据え付けられているだけで
まだ製造が出来ていなかったので実際の製造された窓を見ることはできませんでした
以前からいろいろ問題点などは佐藤社長より聞いていたのですが
今回の視察では問題点は解決されておりとても高性能な窓が造れるようになっていました
この『佐藤の窓』の性能はと言えば窓の断熱性能を示すUw値は0.62W/m2K
アーキテクト工房Pureで今までに使っていた輸入の木製トリプルサッシの性能は
Uw値は0.8W/m2Kでこの窓でも日本の樹脂トリプルサッシと比べるとかなり性能は良いのですが
その性能を0.18W/m2Kも上回る性能となっています
この高性能な数値を出すための工夫が窓枠にありました
この部分に熱橋を防ぐ工夫がされているのです
窓の性能はガラスを入れているフレームである木製・樹脂・アルミなどの種類の熱還流率Uf値と
ガラスの熱還流率Ug値で窓全体のUw値が決まります
そこでこの『佐藤の窓』はフレームである木製枠の外壁側にも木質系断熱材が取り付けられていて
窓枠Uf値の性能を上げて窓全体のUw値が良くなっているのがサンプルの写真を見てわかります
さらに付加断熱を施工する場合に付加断熱の断熱材の中に窓枠を隠してしまうような
納め方にするとさらに熱橋部が少なくなって窓全体の性能がもっと高くなると言う事になり
建物全体の性能を上げることになります
スタッフがあたらしい家づくりの教科書をもとに書いた
を読んで頂いたら窓の性能の大事さがわかります
どんなに頑張って断熱材を沢山入れても窓とのバランスが悪ければ
快適な室内空間を作り出すことはできません
アーキテクト工房Pureでは『佐藤の窓』はまだ使ったことがないのですが
一緒に高性能な家づくりを目指している仲間がもあり隣の香川県丸亀市で製造されているので
できるだけ多くの方に『佐藤の窓』を紹介して採用出来るようになりたいですね(^^♪