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高断熱・高気密なお家は湿度とともにお肌の管理もしやすい

※※このブログは、新建新聞社さんの

あたらしい家づくりの教科書

参考にして書いています。※※


 

 

 

加湿器を使用する時は、屋内全体の湿気の度合いを確認

肌の湿潤状態に維持したり、

空気の乾燥を防ぐために

加湿器を使用することがあると思います。

しかし古いお家の場合、

隙間が多く、

加湿した水蒸気は部屋のすき間に向かって

他の場所に行ってしまうので、

乾燥対策にはあまり有効ではないそうです。

また、押入れやクローゼットなどに

湿気の水蒸気がこもってしまい、

換気が出来ていないと

その中に入れていた衣服などに

カビが発生してしまうこともあるようです。

 

お家の構造的に外壁と接しているとされていることが多い押入れの壁などは、

お家の中と外気で温度差が生じている場合があり、

その温度差によって結露が発生し、

さらにカビの原因になりやすいと言われています。

カビを発生させないで加湿をするには、

過度な湿気を抑えることが有効的とされているので、

使っている部屋だけでなく、

屋内全体で湿りがひどくなっていないか

確認することが大切です。

 

 

高断熱・高気密なお家は湿度の管理がしやすい

省エネを目的とする

高断熱・高気密なお家に

健康改善効果があることは

以前(低温は万病のもと)

でお話しましたが、

こういったお家では湿度の管理

比較的簡単になるとされています。

 

高断熱・高気密なお家は

隙間が少なく、外からの熱も絶っているので、

温度差だけでなく湿度も変動しにくい関係になります。

また、壁や床などに自然素材を使用している場合、

自然素材は、放湿・吸湿作用があるので

湿度が高い時には湿気を吸収し、

空気が乾燥していれば放湿してくれる働きをしてくれるそうです。

 

これらはお肌にも良いことで、

湿度の管理がしっかりしていると、

空気の乾燥による肌の乾燥や

過度な湿気による肌のベタつきが軽減されて、

ストレスを与えにくい肌を作りやすくなるとされています。

 

「高断熱・高気密なお家は乾燥しすぎるのでは?」

という意見もあるでしょう。

確かに高断熱・高気密ではないお家と比べれば、

室内を快適な温度にしてくれる働きがあるので

湿気が減り、乾燥しやすい場合があると言います。

そのような場合は、

洗濯物を室内干ししたり、

室内の観葉植物の水やりなどで

対処ができるそうです。

湿気をプラスするのは上記のような方法で

あまりお金をかけなくとも行えますが、

湿気をマイナスする(過度な湿気を取り除く)となると、

湿気取りや除湿器の設置、

エアコンの除湿運転を行うなど、

湿気をプラスする場合よりも

お金がかかってしまう方法が多いように感じます。

 

 

湿度を管理することは、

カビなどを発生させないようにするためや

加湿器を効率よく使ったり、

美肌を保つために大切なことです。

より快適な暮らしを送るためには、

ストレスフリーな環境を整えることが

近道に繋がるのではないでしょうか?

 

 

 


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2020年06月13日家づくり・建築知識| 投稿者:アーキテクト工房 Pureアーキテクト工房 Pure
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