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投資にかけたお金で、快適かつ光熱費の節約ができる！
※※このブログは、新建新聞社さんの
参考にして書いています。※※
生涯で一番の買い替えがフィーリング！？失敗したら30年買い替えができないのに…
お家は、ほとんどの方にとって生涯で一番高い買い物です。
ということは生涯で一番下調べをすべきところですが、
家電製品を買う時よりも下調べが少ないなんてことも
あるように思えます。
・車雑誌のように評論家が住宅を批評していることが少ない
・車の燃費やパソコンのスペックのように比較できる共通の判断材料があまりない
というような原因が考えられます。
その結果、多くのお客様は
「営業マンとの相性」
「工事費」
「デザインのフィーリング」
のようなものを判断材料にして、
生涯最高額の買い物を決断してしまいます。
しかも住宅購入という行為は高価なだけでなく、
利用期間も大変長くなります。
その証拠に多くの方が30年程度のローンを組まれます。
これは30年以上使うことを前提にしているからですね。
なので、住宅購入で失敗しても、
スマホの２年、
車の10年といった短期間での
買い替えはおそらくできません。
経済的なお家ってどんなお家？
ではお客様にとっての「経済的なお家」
とはどんなお家なのでしょうか？
実際に住み続ける期間は30年以上になる場合が多いでしょう。
その場合30年以上で、
「工事費（ローン返済）＋光熱費」を支払わなければなりません。
工事費（ローン返済）は減らすことはまずできないので、
光熱費を少しでも抑えることができれば節約できます。
「理想はそうだけど、実際には最初に必要な金額の用意ができない…」
という方は少なくないと思います。
しかし、多くの住まい手はローンを組んでお家を購入されます。
そのことを考えると、毎月のローン返済額＋光熱費１か月分が毎月の支払額になります。
これはローン返済額の方が多い場合と
光熱費１か月分の方が多い場合を
比べても、
光熱費を抑えることができていれば変わりはあまりありません。
さらには、
ローンの返済が終わった時からは
毎月のローン返済額を支払わないで良くなるので、光熱費１か月分を支払うだけで済み
結果的に支払い額を安くすることができるのです。
投資になるお金と無駄なお金
初期費用に関しては、
投資のためのお金と
贅沢なお金の両方があります。
贅沢なお金は、自分の趣味や自慢心から発生する場合が多いと思うので、
優先順位を決めて削れるものは削っていくと良いでしょう。
投資のためのお金は具体的に言うと
「高断熱・高気密化」にかかるお金です。
高断熱・高気密化とは今まででお話した通り、
お家の中と外との熱の伝わりを断つ（高断熱）ことと
いらない隙間を限りなくなくしていく（高気密）ことです。
高断熱・高気密化は
それに使われる材料の値段が
高断熱・高気密にあまり特化していないものと比べると、
その分どうしても
高価なものばかりなので、
材料費があまり安くありません。
初期費用が「高い！」と思ってしまう裏側には、
初期費用の中に高断熱・高気密なお家にするための材料費が含まれている
ということを忘れてはいけません。
経済的に厳しい方ほど
「初期費用を抑えたい！」
と思うかもしれませんが、
初期費用を抑えても
結果的には光熱費がよりかかってしまい、
多くのお金を必要とします。
なので、そうならないためにも、
これからずっと住むということをまず考えて
高断熱・高気密という投資にしっかりお金をかけてから、
趣味などの贅沢なものにお金をかける必要があります。
数年前まではお家の燃費表示が難しかったので、
実務者ですらトータルコストを計算することがあまりできませんでした。
しかし今は優秀な実務者なら計算できる時代です。
「トータルコストが具体的に計算・提示できるかどうか」
これもまともな事業者かどうかを
見分ける際の決め手になるでしょう。
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