House de Organic 省エネ建築視察ツアーから2ヶ月が経ちました
視察報告書を早く書かないと忘れてしまいそうです
(すでに忘れていたので書いてないのですけど・・・)
オーストリアCLT他視察を終えてスペインバ ルセロナにわたりました
目的はアントニ・ガウディーの作品を見る為です
私は初スペイン忘れかけた記憶を思い出して報告します
ガウディー初期の最高傑作と言われているようです
実業家・政治家だったエウセビ・グエルさんがガウディーの才能を認めて
お金に糸目なく建てた作品
外観はとても重厚感がある鍛鉄製の扉が目に入ります
(写真はうまく撮れ待てません( ^ω^)・・・)
建物の中に入って地下の厩舎から見学
レンガでアーチ状に組まれた柱・梁がとてもきれいでした
皆で集合してガイドさんの説明を受けたところの床はなんと
木材が小端建てに敷き詰められています
馬の脚が疲れない為なのでしょうか?
順番に部屋を見ていくと各部屋で使われている素材も壁、天井のデザインも
全部違う作りに成っています
私はこてこてした造りはあまり好きではないでのすが
とてつもないお金と工期が掛かっているのがわかります(^^♪
吹き抜けとなっている中央部分はなんて表現していいか
すごすぎるとしか言いようがありませんね( ゚Д゚)
屋上に出てみるとキノコのような物がΣ(・□・;)
排気塔を兼ねて作られているオブジェですね
この発想は建築家ではなく芸術家の発想ですね
屋上から遠くに次ぎ視察に行く建物サグラダ・ファミリアが見えます
もともとはグエルさんとガウディーが作った分譲住宅だったそうで
計画では自然と芸術に囲まれて暮らせる60軒の建物が建つ計画だったようですが
あまりにも進みすぎた発想と自然の中で暮らす価値観を理解してもらえず
2軒しか建物は建たなかったらしくこの2軒もグエルさんとガウディーが施主だったとの事
結局は市の公園として寄付されて現在に至っているそうです
このトカゲなんか見たことあるな?
ガウディー54歳の時の設計作品
いたるところが波をうっていて全く直線の部分が全くない??
なぜこのような発想ができるのだろうか・・・
おそらく職人さんではどのように作っていいかわからないまるで彫刻作品
屋上には宇宙人から毒キノコのような排気塔が沢山ある
別名「骨の家」とか「あくびの家」とか呼ばれているユニークな外観の建物
もとはごく普通の建物を最も目立つ建物とガウディーに依頼をしてこの形になったそうです
どこからこの発想になるのか凡人の私には全く想像がつきません
アントニ・ガウディの未完成作品
サグラダ・ファミリアは日本語に訳すと家族贖罪教会と言うそうです
1882年3月に着工して現在も工事中の教会で有名な建物ですね
贖罪教会なので、資金調達は信者の喜捨に頼って工事は進んでいたようですが
1990年代以降に拝観料収入で工事が進んでいるそうです
ガイドさんの話によると1日の拝観収入は3000万円ほどあるそうです驚きですね( ゚Д゚)
ここ最近建築許可が正式に認可されたニュースを聞いた記憶がありますが
130年近くは違法建築状態で工事が進んでいたようですね
違法建築物を見る為に世界中から人が集まり1日3000万円ガウディーすごいですね(^^♪
138年も前によくこんな構造を考えたもんだと思いましたが
ガウディは紐と錘を用いた実験道具を主に使ってサグラダ・ファミリアの構造を検討したと
展示されている展示で説明を受けました
今ではコンピューターで計算するのですが当時の発想天才ですね
2026年完成すると発表されたそうですが100年以上間の部分はすでに
改修工事がはじまっているそうで一様は完成として延々と工事は続くのでしょうね
考えたらそりゃそうですね!!
建物のファサードには彫刻がされていますが
なんと日本人彫刻家 『外尾悦郎』 氏もかかわっているそうです
彫刻をよく見ると日本人の顔のようにも見えますね
教会の中に入るとこの建物本当に工事中ですか?
“とても素晴らしい”
私にはほかの言葉で言いようがないです
報告書書いているともう一度行ってみたいですね