~新人現場監督やまもとの現場日誌 No.15 ~
入社してから一度
気密測定が行われる現場があったのですが、
タイミングが合わず立ち会うことが出来ませんでした 😥
しかし、アーキテクト工房Pureでは、
全棟気密測定が実施されているので
すぐに次の機会が訪れ、
先日豊岡町の現場で気密測定があり、
立ち会うことが出来ました!
入社する前もしてからも
Pure Blogで気密測定の投稿を見ていたので
期待に胸を膨らませ、現場へと向かいました!
測定は、お施主さま立会いの下
実施されました!
測定前に気密測定士の森田さんから
説明が行われます!
お施主さまと共に私も説明を聞き、
気密測定について学ばせていただきました!
気密測定で検出できるのは
C値(シーチ)と言われる相当すき間面積。
お家にどれだけのすき間があるかを
知ることが出来ます!
(引用資料:http://mudanreibou.jp/about02.html)
日本の基準として、
愛媛県の場合、地域Ⅳ二分類されており
C値=5cm2/㎡以下と定められています!
個人的にこの数値だけでは、わかりづらい、、、、
延べ床面積が100㎡(30.25坪)の建物でC値が5cm2/㎡だと・・・
家全体のすき間の面積は・・・500cm2
500cm2に近いものを調べてみると・・・・
・B5サイズの用紙(467.74cm2)
(学校の教科書やジャンプなどの漫画雑誌などが一般的にB5サイズとなっています!)
実際すき間は、一箇所には集まってはいませんが
これだけのすき間があると思うと驚きですね 😯
測定方法には、
【減圧法】・・・室内の空気を屋外に出して、室内を減圧して外気がすき間から入ってくるようにする方法
と
【加圧法】・・・外気を室内に送り込み、室内を空気で満たしてすき間から空気を出るようにする方法
の2つがあります!
下の写真の測定器で気密測定が行われます!
【減圧法時】
【加圧法時】
○気密測定結果
【減圧法】
建物外皮の実質延べ床面積S=137.28m2
総相当すき間面積αA=12cm2
相当すき間面積C=αA÷S=12cm2÷137.28m2=0.087cm2/㎡
【加圧法】
建物外皮の実質延べ床面積S=137.28m2
総相当すき間面積αA=16cm2
相当すき間面積C=αA÷S=16cm2÷137.28m2=0.12cm2/㎡
アーキテクト工房PureのC値の基準は
0.2cm2/㎡以下なので、無事クリアです!
家全体のすき間は14cm2ということに!
基準のすき間面積と比較してみると・・・
※写真は対比なので、実際の面積とは異なります!
(実寸法 青:31.11cm×22.00cm/黄:4.45×3.15cm)
これだけしかすき間がないということは、
超高気密とでもいいましょうか(適当な言葉が今の自分には思いつきませんでした 🙄 )
これはPureの家づくりのポイント1つ
確かな施工力がなせることですね!
良い結果が出て一安心です 😀
気密の勉強をしているといろいろな疑問が出てきて、とても楽しいです!
今、お客様に近い疑問を抱いているので、同じ目線になって、気密に限らず家づくりについて伝えられるのか模索していきたいと思います!