ここ数日過ごしやすい気温となっていますね
このまま秋になる事を願いたいですね!!
2年ぶりの工務店学校四国に参加してきました
南先生のリアルでお会いするのも2年ぶりですが
7月にバルト三国&フィンランドツアー
スペシャルZOOMセミナーに参加していたので2年ぶりな気がしませんね
前入りされると言う事で会食にお誘いいただき前日からお会いしていました
会食時は裏話も聞けるので楽しいのです
今回のセミナーのタイトルは
『すまい手が選ぶ、おもしろい温熱環境』
来年2025年に省エネ基準が義務化となり
5年後の2030年にはZEH基準が義務化
建物の温熱環境は高まる一方なのに
開口部が少なくなり閉鎖的になっている
本来は設計の自由度が上がっているはずなのに
Ua値ばかり追っかけて高性能化・・・何かおかしくない!!
こんな疑問を南先生がひも解いて頂きました
HEAT20が何故できたのか
G1⇒G2⇒G3と高性能化することでどのような住まい方ができるのか
理事の鈴木大隆先生が書かれていた言葉
『外皮性能を高めた住まいでは‟一定の環境”より
住まい手が許容し得る範囲での穏やかな変動環境を目指し
それを前提とした方が、熱容量、通風など、日本の気候風土を活かした
様々なパッシブ的建築対応の知恵が生まれ、人工環境を目指す住宅とは
一線を画す魅力的な住まいが実現します』
読んでいないのですがこの様な事を書かれていたそうです
私が思うには本当に高性能な建物を造っている方達が
次に求めた言葉の様な気がします
G1・G2しか造ったことのない方
G3は造ったことがあっても住んだことのない方
本人自身が体感しなければこの言葉は出ないようにも思います
南先生の独特な解説で聞く話はとても面白いのですが
アンチ高性能の様に聞こえて来るときもありますし
大間の家を造っている時にも現場の方に南先生が来られて大工さんに言った言葉
‟そんなに断熱入れなくてもいいんだよ”
と言われたよと大工さんが話していました
まさにアンチ高性能なのでしょうか??
高断熱・高気密と言う言葉が出来た頃から業界の流れなどの話を聞いていると
それなりには知っているつもりでもまだまだ知らないことが沢山あるなと
セミナーを聞いて思いました
次回は何時お会いできるのかわかりませんが
先生なりの解説が聞ける事楽しみのしております