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「善応寺の家」気密測定の結果は?

こんにちは

今日は 窓の外では雪が舞っていたり・・・
全国的にも寒さの厳しい一日となったようですね

昨日も冷たい風が吹いていましたが
そんな中
「善応寺の家」では気密測定が行われました

 

気密測定とは
建物の隙間の量を計測することです
それは 相当隙間面積C値 として表現されます
(C値=総すき間面積÷延べ床面積)
そして その数値は小さいほど良しとされています

 

測定は このような機械を使い行われます

測定をしてくださるのは
四国エアフォームの森田さんです

 

先ずは「減圧法」といい
ファンから建物内の空気を外に出します

 

建物に隙間がいっぱいあると
外気が建物内へ流入してきて 外と中の気圧の差は少なく
反対に建物の隙間が少ないと
外気の流入も少なく 外と中の気圧の差がおおきくなります

 

次に「加圧法」といい
ファンから外気を建物内へ送り込みます

建物に隙間がいっぱいあると
送り込んだ空気は外へ逃げ 外と中の気圧の差は少なく
反対に建物の隙間が少ないと
送り込んだ空気は逃げず 外と中の気圧の差が大きくなります

 

このような外と中の気圧の差と測定器の風量などにより計算され数値が出されます

 

測定の結果は 「測定不能」でした
しかしこれは 悲しいことではなく
そもそも この測定器はC値0.1以下は測定できないのです
つまり C値0.1以下という凄い結果ということです!

 

しかし
このまま終わるわけにはいかないので

前回同様

詳しくはコチラ【気密やり過ぎでしょう】

設備用のスリーブの目張りをはがしことになりました

 

 

直径2.5㎝のスリーブを2か所
直径3㎝スリーブを1か所
あえて穴をあけた状態での結果は

 

減圧法 0.18㎠/㎡

加圧法 0.21㎠/㎡

 

ただし
本日届けられた測定結果報告書には
「隙間が少ないため測定不能
 穴を開封し測定した 
 概算数値0.1㎠/㎡以下であることは間違えない」
とも記載されていました

 

ちなみに
C値1を切ると「気密がとれだしたね」と言われ
C値0.5を切ると 24時間換気システムが効率よく動かせるねと言われ
世界基準のパッシブハウスではC値0.2以下でないと難しいと言われていています
なので「善応寺の家」の気密性能は やはり素晴らしいといえますよね♪

 

余計な熱の出入りを防ぐために断熱する
しかしそれにより暖かい室内と寒い外の狭間でもある
壁の中で「内部結露」が生じました
その原因となったのは、家の隙間
そのすき間を無くすために必要な気密施工
気密されることで必要となる計画換気

計画換気が効率良く行われるためにも気密は大切です

 

断熱・気密・換気の3つがバランスよく保たれることで
快適な生活が送れるお家となるのです

 

当日は お施主様のU様ご家族も電気打ち合わせを兼ねて
お越しになられていました

かとお電空の加藤さんとお打合せをしながらも
なにやら横でザワザワしているのが気になられていたと
あとで伺いました
お騒がせいたしました

でも 森田さんの説明を聞き 一安心です(^^♪

 

U様 電気のお打合せ 気密測定 とお疲れさまでした
そして 業者の皆様もお疲れさまでした
引き続きよろしくお願いいたします☆

2022年02月17日現場レポート| 投稿者:たかおかたかおか
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