こんにちは。
杭打ちについて
少し書いていますが
今回は杭打ちが終了したので
その時の様子や
現在の現場の様子等
お伝えしていきたいと思います。
そもそも「杭打ち」とは
なんのことでしょう?
杭打ちとは
地盤調査によって
その場の地盤だけでは構築物や
建物などを支えることができないと
判断された場合に地盤を補強する為の
地盤補強工事です。
アーキテクト工房Pureでは
図面がある程度決まり、
設計承認を頂く前に
地盤調査を行わせて頂いております。
その結果によって
杭を打つ必要があるかどうかが分かります。
杭には大きく分けて
コンクリート製、
鉄製、木製、砕石等があります。
今回はお施主様が環境のことも考えたいとのことで
こちらから木製の環境パイルを
紹介させて頂き、環境パイル工法での工事となりました。
環境パイル工法にすることによって
鉄骨やコンクリート製のものを
使うよりも製造の過程で発生する
Co2の発生量が大幅に違うようで
六価クロム等の環境汚染の心配もないようです。
実際の工事の様子をお伝えします。
これが環境パイルです。
見た目は普通の「木」と言う感じですが
しっかりと防朽、防蟻対策をしているようです。
そしてこちらのクローラー式の
杭打ち機を使って
杭打ちをしていきいます。
まずは
左側についているドリルで
地面に穴をあけていきます。
その後木杭を設置して
圧力をかけて押し込んでいきます。
想像していたよりも
スムーズに入っていき、
あっと言うまに5メートルの杭が
残り1メートルのところまで来ました。
そこからはドリルを地面に刺して
固定してから、最後まで押し込んでいきます。
後から社長に聞きましたが杭打ち機は
10トン以上ありその車体が浮くくらいの力なので
かなりの力が加わっていることが分かります!
そして杭を入れる高さを測量機で測り、
最後は微調整をしながらしていき
1本が終了です。
これを合計36本打ち作業は終了となりました。
現在は整地をして
基礎工事の掘り方が始まっています。
基礎外の断熱材も搬入され
断熱を貼った時にタイミングが合えば
見学もできますのでぜひ
事務所に来られた際にお聞きください!