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住宅リフォームは新築とまた違った学びの宝庫

現場監督やまもとの現場日誌 No.38

 

今月、契約をいただき

早速解体工事が始まりました

『西条市 田野上方の家』

過去のブログは

こちらから

↓ ↓ ↓

田野上方の家 改修工事lご契約ありがとうございます

 

~リフォーム~西条市『田野上方の家』解体工事始まりました!

 

今回のリフォームは

全面断熱改修となります。

 

基礎から、壁(内と外)、屋根と

お家全体を囲い込むように断熱材が施工されていきます。

 

築年数が約30年前までの既存の住宅。

 

リフォームは新築と違って

一から構成していくのではなくて

構成されたものを活かせるところは活かして

構成し直すことが基本になります。

 

そのため、解体工事を行う際に

壁の中が結露していたり、シロアリの被害によって

柱や梁など家を支えてくれている木材に

深刻なダメージを受けていたりと

見えない部分への被害が出てくることも。

 

壁の中は、壁を取り除いてみないとわからないことが多く

『想定外』と呼ばれる現象が起きやすく

どうしてもリフォームをする上でも気になる

金額が簡単に導き出しにくい分野ではあります。

 

 

 

そこで私ができることと言えば

現場の状況を現場レポートとして発信しつつ

工事前、工事過程、完成後と

一連の流れを記録していくことだと思います。

やはり、施工事例や経験が少ないと

不安要素の一つにもなるかと思います。

その不安を一つでも取り除けることができる情報を発信できたらと思います。

 

田野上方の家は

現在解体工事に取り掛かり

外周部分は、

蓄熱層として活用できることを期待して

土壁を残した状態まで

壁が取り除かれています。

 

 

屋根は

入母屋と呼ばれる形になっており

いつも行っている屋根断熱が少し難しい構造になっています。

 

また既存の状態では、

小屋裏換気がしっかりと取られているため

そこを活かしつつ

天井の断熱層を築く工夫が必要になりそうです!

 

日本では、

新築住宅市場が縮小に向かっている中

既存住宅のリフォームの需要がこれから数年、数十年先に

高まることが期待されているのが現状です。

 

統計的にもその傾向が顕著に表れているようで

参考として日本総研さんの

『わが国のリフォーム市場の現状と課題』

という報告書にも簡単に傾向がまとめられています。

 

 

これから需要が高まることが予想される

『住宅リフォーム』

リフォームにも間取りの変更や設備の入れ替え、

増築・減築など様々ではありますが

その中でも

『家を快適にしたい 』『暑くも寒くもない家』

といった家の性能の向上を求めている方に

弊社が培ってきた断熱・気密についてが

最も活かせるのではないかと考えています。

 

そのためにこれから情報発信をしっかりと行っていきたいと思います!

2020年08月24日現場日誌| 投稿者:アーキテクト工房 Pureアーキテクト工房 Pure
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