※※このブログは、新建新聞社さんの
参考にして書いています。※※
私たちの「健康」そのものに関係する話ですが、
例えば、おなかの調子が悪くなると人は気が弱くなります。
弱気になると、
顔つきや見かけも少しみすぼらしくらっているように感じる、
というような事、ありませんか?
そのようなことを
研究者の間では、
腸・脳・皮脂相関
と言うそうです。
腸は「第二の脳」とも呼ばれ、
自律神経やホルモンを通して
脳と密接に影響を及ぼしあっているということが
わかってきたと言います。
「腸内フローラ」
という言葉をご存じでしょうか?
私たちの腸の中には、
およそ1千兆もの細菌が共生していると言います。
顕微鏡で腸の中を覗くと、
それらがまるで植物が群生している「お花畑([英] flora)」
のようにみえることから、
『腸内フローラ』と呼ばれるようになったんだそう。
そんな腸の1千兆、
さらに皮膚の1兆のもの細菌を含め、
私たちの身体には
人間を構成する細胞よりも
多くの細菌が共生しているそうです。
研究が進むにつれ、
この共生する細菌たちが
私たちの健康維持に大きな役割を持っていることが分かってきたと言います。
また、美容に良いとされる「コラーゲン」。
口から食べたり飲んだりする分には
実際はほとんど意味がないそうです。
しかし、コラーゲンによって内臓を整えることで、
精神状態が正され、
それによって皮膚の状態も良くなり、
結果、張りのあるつやつやしたお肌になる、
というつながりがあると言われています。
外見の美には肌のコンディションが
大きく作用するそうなのですが、
肌のみずみずしさは、
皮膚の含水率で決まるとされています。
冬の時期、肌が乾燥しやすいですよね。
それは空気が乾燥する影響で、
皮膚からの蒸発が多くなることによって引き起こされるそうです。
ではどのくらいの湿度で皮膚は乾燥するのでしょうか?
50%を下回ると
肌が乾燥しやすいということに。
湿度が高すぎても、
汗や蒸れにより肌本来の働きが悪くなる恐れがあったり、
加湿しすぎた室内に慣れた肌が
乾燥した外気との差に耐えられず
肌が乾燥してしまったりしてしまうこともあるのだそう。
さらには、
お家にダニが発生しやすくなったり、
カビが生えやすくなってしまいます。
結果、肌に適正な湿度は50~60%ぐらいになるそうです。
また、血圧や、
夜寝る前・朝起きた後でも
肌の乾燥具合が変わってくる可能性がある
という研究結果もあるそうです。
夜寝る前と朝起きた後で、
肌の含水率を測定して判明したそうなのですが、
夏、私たちの肌は就寝中に乾燥するそうです。
寝る前より起きた後の方が含水率が下がっているということに。
ところが冬では、
就寝中は湿潤するそうです。
これは日中の状態とも関連があり、
昼間に外気にさらされることの多い肌は乾燥するため、
夜間に身体から水分を補っていると
考えられているそうです。
含水率の変動を抑えたい場合は、
肌の湿潤維持に効果的だとされている
保湿クリームをオススメします。
空気の乾燥・過度な湿気は
大切な肌のコンディションを悪くしてしまいます。
お肌のこと、美容のこと含めて、
快適な暮らしを実現させたいものです。
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