家づくり・建築知識
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光の入り方でまで変わる、杉とナラのフローリング

こんにちは。

先月、今月と見学会を開催し、

杉の柾目フローリングを使ったお家と、

1階にナラのフローリング

2階に杉の節有りフローリングを使ったお家を

見比べる機会がありました。

同じ”木の床”でも色味や木目が違うだけで、

空間の明るさや雰囲気が変わるので、

今日はその違いをまとめてみようと思います。

 

杉の柾目フローリング


杉の柾目はまっすぐ通った木目が美しく、

浮造り加工によって木目の凹凸が強調され、

足触りや光の反射に自然な表情が生まれます。

明るい色味と柔らかい光の反射で、部屋全体が優しい雰囲気に。

素足で歩いたときの滑らかさと適度な凹凸感も心地よく、

木の存在感をしっかり感じられます。

メリット :明るく柔らかい印象。足触りの独特な心地よさ。

木目が立体的で美しい。

デメリット:キズやへこみがつきやすい。軽さが出やすい。

 

杉の節有フローリング


同じ杉でも節が入ると表情がぐっと豊かになります。

自然素材ならではのラフさやあたたかさが心地よく、

ナチュラルな雰囲気が好きな方にはピッタリです。

メリット :表情が豊か。キズや汚れが目立ちにくい。

デメリット:節の出方が均一ではない。カジュアルに寄りやすい。

 

ナラフローリング


ナラは適度に落ち着いた色味で、木目もしっかり。

光の反射が控えめなので影が少し深く見え、

空間に落ち着きが生まれます。

家具との相性もよく、コーディネートの幅が広い素材です。

メリット :キズがつきにくい。どのインテリアにも合わせやすい。

デメリット:杉に比べると硬いため足触りはしっかりしている。

 

床材選びのポイント


杉の柾目・杉の節有・ナラを続けてみたことで、

床材は”色”だけでなく、

”表情や光の反射”まで違うということを改めて感じました。

写真では伝わらない部分が多いので、

ぜひサンプルを光にあてて見比べたり、

実際の現場で雰囲気を確かめてもらえると選びやすいと思います。

床材一つで、部屋の空気や居心地は変わってきます。

ぜひ実際に歩いて、その違いを感じてみてください!

この記事を書いた人
大森 彩代

大森 彩代Oomori Sayo

松山市 出身/2006年9月17日生まれ

社会人なりたてでまだまだ至らぬところはありますが、一人前になれるように頑張ります!趣味はアニメや漫画などの模写をすることとルービックキューブを触ることです。いろんなことに優しい家づくりについて勉強していきます。

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