現場レポート
STAFF BLOG

サイン看板の取替工事を行いました

2025.09.05 | 現場レポート

先日、長年お世話になっている オープンスペース ikoi 様

サイン看板取替工事をさせていただきました

台風と久しぶりの雨

ちょうど工事の後には台風15号が接近し、他県では大雨の被害が心配されましたが

松山では大きな被害もなく久しぶりの雨で畑の野菜たちにとっては恵みの雨になったようです

看板取替のご依頼

オープンスペース ikoi 様はオープンされてから17~18年ほどになります
開店当初から設置されていたサイン看板は、紫外線の影響でかなり傷んでおり

散髪に伺った際に「そろそろ取替を」とご相談をいただきました

当初は白木の集成材をベースに、その上にサイン看板が取り付けられていました

しかし年月と直射日光の影響で塗り替えを行いながらも、接手の剥離や反りが進行

看板のシート部分も劣化がひどく、まるで「亀の甲羅」のような状態でした

紫外線の力は本当に強力ですね

下地ベースに「トライコヤ」を採用

今回の取替工事では、下地ベースに 池上産業さんが販売している「トライコヤ」 を採用しました


見た目はMDF(中密度繊維板)に似ていますが、耐腐朽菌性能に優れ

地上での使用は50年、地中や淡水中でも25年間のメーカー保証がある高耐久木質パネルです

この「トライコヤ」は アセチル化処理 が施されており

薬剤注入ではなく木材を分子レベルで改質する技術によって、耐久性と寸法安定性を実現しています

外壁や破風板、窓やドア部材、家具やガーデン用品、

そして今回のような看板など、幅広い用途で使用されている素材です

下地塗装にナチュラル塗料「LEINOS」

下地ベースの塗装には、ドイツ生まれの ナチュラル塗料「LEINOS(レイノス)」を使用しました

天然素材であっても毒性のあるものは排除し、安全性とエコへのこだわりを持ち

成分を完全開示している環境配慮型の塗料です

新しいサイン看板

サイン看板本体は アルミ複合板をベースに切り文字下地+シート張り で仕上げています


従来の施工方法ですので、15~18年程度での取替が必要になるかと思いますが

下地ベースは引き続き長く使えるのではないかと思います

おわりに

今回の工事を通して、ただ「看板を新しくする」だけでなく

少しでも環境負荷を減らす工夫を取り入れることができました

これからも、持続可能で長寿命な建材・工法を意識した取り組みを続けていきたいと思います

この記事を書いた人
高岡 文紀

代表取締役

高岡 文紀Takaoka Fuminori

内子町 出身/1961年2月7日生まれ/1級施工管理技士、2級建築士、省エネ建築診断士

高性能な家造りが大好きワクワクドキドキしながら毎日が楽しみです。こよなく吉田拓郎を愛しギブソンJ-45、ヤマハL-8を弾きながら拓郎歌ってます。アウトドアキャンプが大好き自然の中で楽しい時間を過ごしてます。

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