こんにちは
今回は(仮)大橋パッシブハウスについてです
現在建築中の
(仮)大橋パッシブハウスでは
施主様のご希望により
採用しています
MIRAIEは地震に対する力を低減させる
制震ダンパーとなっています
仕組みとしては
上部にある住友ゴム独自の技術で作った
「高減衰ゴム」の力で
最大95%もの自身の揺れ幅を低減し
三角構造により地震の力を
逃がすといったものになります
基礎にアンカーボルトを設置して
基礎と緊結し
壁内へ施工するものとなります
アーキテクト工房Pureでは
耐震等級3を標準として施工しています
耐震等級3とは日本の定める基準の最高ランク
まず耐震等級の「1」は
建築基準法で定められている最低限の
耐震性能を満たす水準で
数百年に1度程度の地震に対しても倒壊や崩壊しない
(震度6強~7程度)
数十年に1度の頻度で発生する地震で損傷を受けない
(震度5強程度)
となっております
耐震等級「2」は「1」の1.25倍の耐震性能
耐震等級「3」は「1」の1.5倍の耐震性能となっております
制震とは建物内で地震の揺れを吸収する構造です
建物の内部にダンパーや重りなどで
構成された制震装置を設けて
地震による揺れを小さくします
耐震等級の数百年に1度の地震で
6強~7程度とされていますが最近でも
2024年の能登半島地震の震度7
2016年の熊本地震では震度7が2回
起きています
耐震に加え躯体へのダメージを最小限にするための
制震という選択も必要かもしれませんね
こちらが実際のMIRAIEになります
重量はそれなりにありますが
2人いれば問題なく運び
設置個所までもっていくことが出来ます
取付は基礎からのアンカーボルトと
緊結し、付属のスクリューボルトを
土台と桁に止めれば終了
設置個所も延床140㎡以下の住宅なら
1階に4か所のみの設置で大丈夫なようで
施工にも負担はかかりません
製品自体も90年間メンテナンスフリーとのことで
壁の中でいつか来るかもしれない地震に備え
待機してくれています(^^♪