一月ほど前の事になるのですが輸入建材業者さんの
‟ドイツ・スイス・エコバウ建築ツアー2023”に参加させて頂きました
とても人気のツアーのようでHPで募集されているなと見ていたら
すぐに定員に達しましたと締め切られており残念だなと思っていたら
担当の営業の方が案内のチラシを持ってこられて話を聞くと
キャンセル待ちで申し込みされませんかと言って頂き申込書に記入させて頂き
補欠要員と言う事でしばらく待っていたらキャンセルが出ましたので行かれませんかと
連絡があり参加させえて頂く事となりました(^^♪
コロナ化になって以来の久しぶりの海外視察です
以前海外視察ツアーに行ったのは2019年12月なので4年ぶりとなります
出発は松山空港を朝一7:05発のANAの便で羽田空港へ
そしてルフトハンザ航空のミュンヘン空港着の国際線に乗り換えての出発が
松山空港に早めに行って手荷物を預けようとすると
欠航してますので次の便に振り替えますか?
とカウンターのスタッフの方より言われ何も知らずに空港駅来たので
大慌てで事情を説明しツアー企画会社に連絡をして何とかJALの始発の便に振り替えて頂いて
国際線に乗り継ぐことが出来ました
初日よりドキドキするようなトラブルからのツアーがスタートしました
ウクライナとロシアの戦線のおかげで飛行機はロシア上空を飛べない為
羽田空港10:45発でミュンヘン空港時差を入れて17:15着 14時間程度のフライトでした
以前より時間が余分に掛かりましたが何とか無事にミュンヘン空港に到着
入国検査で検査員の方から英語で質問をされたのですが全く何を言っているかわからず
ツアーのグループと一緒ですと身振り手振りで表現したら仕方ないなという感じで入国させて頂きました
毎回海外に行くともっと英語を勉強しておけばよかったのにと思いますが今更ですね(笑)
バスに乗り込み移動してホテルにチェックイン
すぐにウエルカムパーティーが始まりました
参加者の皆さんと名刺交換を行いいよいよツアーが始まりました
ツアー中視察先の案内及び通訳をして頂くのはスイス在住の滝川薫さんです
お会いするのは今回が初めてですが環境視察ツーでは有名な方です
最初の視察先はドイツでウッドファイバーを造っている断熱材メーカーSTEICOさんの事務所から
ウッドファイバーを造っている会社は世界で3社しかないと説明を受けました。
日本でも数年前までは製造されていたのですが残念なことに現在は製造しておりません・・・
日本で製造されていたウッドファイバーはアーキテクト工房Pure・大間の家・東垣生パッシブハウス他
数物件に施工していますがこれからウッドファイバーはドイツの商品を使うようになり
ブローイングマシーンも会社で購入していますので来年から少しづつですが
切り替えて行きたいと思っております
STEICOさん事務所は木造4階建てで担当者の方よりウッドファイバーを使っての建物の防火構造について
説明を受けました
日本とは法律が違いますので外壁の延焼ラインなどは全く無いようで窓は全て木製トリプルアルミクラッドサッシ
断熱材は付加断熱共にウッドファイバー担当者が設計をしているスライドの中に見慣れたマークがあり
何方かが質問をすると 認定はとっていないが建物は ‟PassiveHouse” と返事が返ってきました。
当然のように建物の説明の中にはエネルギー削減や持続可能な建物であるとの説明も有り
‟1本の木を切ったら2本植える”
と持続可能な環境の話も出ていました。
こんなカッコイイ事行ってみたいですね!!
事務所にはトレーニングマシーンも置いてあり福利厚生も良い会社さんのようでした
断熱材メーカーSTEICOさんの報告でした