こんにちは
先日『恵久美の家』の地鎮祭が無事終わり
工事に着手していきます。
地盤調査の結果今回の地盤は
0.25m付近から最深で2.25m程度まで
自沈層が確認され、
地盤補強工事の必要があることが分かりました。
その為、地盤補強工事を行ったので
その時の様子をお伝えしたいと思います。
以前のブログで書いた
『土居田町の家Ⅳ』で行った
地盤補強工事は
環境パイル工法で
木杭を使用しましたが
今回の恵久美の家では
柱状改良工法と言う
セメントの杭のものになります。
最も一般的な工法で
地盤を掘る過程で水を混ぜたセメントを
注入して土と混ぜて撹拌し、
円柱状の固い地盤を築くことで
地盤を強化するというものです。
まずは杭を打つ場所に印をして
印をしたところに杭打機で1m50cmほど
下穴をあけていきます。
その後場所によって違いますが
約2m75cm~4mの
既定の深さまで掘って
機械でセメントミルクと言われる
セメントと水を混ぜたものを作り
それを土と撹拌(かき混ぜ)をして
ドリルを抜いていきながら
注入して柱を形成していきます。
セメントミルクの注入が終わると
杭のレベル(高さ)を調節して
杭の頭をコテでならし
合計で21本打ち、
工事終了となります。
地盤補強工事も無事終了して
現在は基礎工事に入り
掘方をしています。
(丸く見えている部分が杭になります↓)
基礎の断熱材も搬入され、
「宮原町の家」の後を追いかけるように
ほぼ同時に進んでおります。
また現場レポートをしていきます♪