こんにちは。
本日はM様邸の壁面改修工事が
終了したので書いていきたいと思います。
塗り替えをして頂いたのは
約12年前にわが社で
建てさせていただいたお家になります。
そろそろ塗り替えの時期と言うことで
お話を頂き、
外壁の塗り替え工事を
させて頂く事となりました。
今回使用させて頂いた塗料は
スズカファイン株式会社さんの
という製品で
塗膜表面に微細な凹凸構造を施し、
ハスの葉と同様のロータス効果を再現した
超撥水性塗膜です。
色決めはM様に何色かのサンプルをお渡しして
決めて頂きました。
まず初めに、
外壁改修工事が始まれば
多少作業の音が出ることもありますし、
車の出入りもあります。
その為、工事する日程などを
事前にご近所の方にお伝えして
作業スタートとなります。
工程①
足場の組立です。
事前にどういう組み方にするかなどの
下調べをして足場を組んでいきます。
足場はこれから塗装屋さんが
安全に作業するうえでとても大切な工程です。
その為約1日かけて丁寧に作業をしていきます。
工程②
壁面の塗装をする前に高圧洗浄機で
水洗いをしていきます。
上から塗装するのに
何で必要なんだろうと思い
調べてみると、
外壁は長年紫外線や、雨水、
排気ガスなどにさらされて劣化していきます。
劣化している外壁のまま塗装をすると
しっかりと新しい塗装がつかずに
1年もたたないうちに剥がれ落ちたり
といったことが起きるそうです。
それ以外にも
カビ、藻、コケ、汚れなどを
落とす役割もあるそうです。
工程③
次は劣化している
シーリング(コーキング)を
除去して打ち直しをします。
外壁をよく見てみると
ボードの目地の部分に
シーリングがありますが
これも経年劣化していく部分です。
ひび割れている状態で上から塗装しては
は雨水の侵入等、影響があるので
打ち直しをします。
ひび割れている状態↓
打ち直し後↓
工程④
その後塗装の工程に移ります。
塗装は3回に分けて塗っていきます。
1層目は下地処理として
現在の塗膜と新しく塗装するものの
密着性を高める為に使われます。
そして2層目、3層目と2度塗りで新しい
塗装を施していきます。
飛沫防止シートの内側に
ブルーシートをして小さなペンキが飛び散るのにも
配慮して作業を進めていきます。
ただ塗るだけでなく
刷毛目(はけめ)がでないようにするなど
高い技術が求められるようです。
そして足場を外し、ベランダに撥水加工を施し、
足場が撤去されてから塗る部分などを塗れば
完成となります。
塗装工事が終了したので
見比べてみましょう!
こちらが施工前↓
こちらが施工後です↓
とてもきれいに仕上がりました!
ちょうど雨が多く降る週に重なったことで
作業が出来ない日もありましたが
職人さんが作業が出来る時間を
見つけて丁寧に作業をしてくれたおかげで
本来の予定より大きく遅れることなく
完成となりました。
普段外壁をよく見ることはないかとは思いますが
触ると白い粉がつくチョーキング現象
目地のシーリングの割れなどなど
気になることがあればご相談ください。