2021年仕事始め早々有りがたい事にお客様との打ち合わせの予定が
設計打ち合わせ・新規設計ヒアリング・新規モデル来場・土地購入打ち合わせ
など沢山入っております
この調子で進んでいったらいいのでしょうがコロナの影響が心配ですね?
年末年始より愛媛の方も寒波が来て寒い毎日が続いていますが
皆さまのところは如何でしょうか?
そんな寒い中ではありますがパッシブハウス・高性能住宅の室内温度を
少しご紹介させていただきます
過去にも何度も同じような事を書いているのでまたかよと思われる方はスルーしてください
私の住んでいる松前パッシブハウス『大間の家』の早朝の室内温度を撮影してきました
『大間の家』の断熱・設備等改めて説明しますと
断熱
基礎土間下 EPS 50㎜
基礎外周部 防蟻EPS 120㎜
壁充填室内より 土壁 50㎜ ウッドファイバー80㎜
付加断熱 ウッドファイバー120㎜
屋根充填 ウッドファーバー300㎜
開口部 木製トリプルアルミクラッドサッシ
設備
24時間換気 フォーカス200 熱交換換気
冷暖房機器 据え置き型ルームエアコン2.8kW 1台
調理ができる薪ストーブ(ほとんど使わない)
上記となっています
1月8日 朝5:40頃
気温と室内温度はどうなっていたかと言いますと
外気温 -1.9℃
1階 LDK 21.7℃
如何でしょうか?
エアコンは2階のホールに設置しているのでホールの温度は若干高いですが
その他の温度はすべて1階の温度となります
一般的に暖かい空気は上に上がり下の温度は低い温度となるのですが
1℃~2℃程度の温度差かありませんね
ちなみに前日の夜8時前の温度はと言いますと
外気温 -1.1℃
LDK 21.5℃
LDKの夜の温度も翌朝の温度も 0.2℃の温度差 しかないですね
夜お休みする時も夜中に目が覚めても朝起きてもほとんど同温度です
当然日中天気が悪く雨・曇りの日でも一日中同じ温度で過ごすことができるのです
なぜこのような室内環境になるのか?
高断熱・高気密と言われるように
断熱性能+気密性能+計画換気 がバランスよく整っていることが 最低条件 となります
外壁の断熱にしても柱の中だけに断熱材を充填するだけでなく柱の外周部にも付加断熱を施工することで
木熱橋をなくすことで室内壁面の温度ムラが少なくなります
窓はもっと大事ですね冬は開口部から約60%熱が逃げていくのでトリプルガラスで熱の出入りを遮ってくれます
後は高気密にすることで隅々にできる隙間より熱の出入りが無くなります
そして24時間熱交換換気で外気より取り入れる冷たい冷気を捨てる暖かい暖気と熱交換させて
室内に入れる給気されることです
上記の条件がそろうと床・壁・天井の表面温度もムラの少ないほぼ同じ温度となり
どの部屋に行っても温度差の少ない室内環境となるのです
信じられないかもしれませんがパッシブハウス・高性能住宅にすることで
暑い寒いを感じることなく毎日ストレスフリーで過ごすことができるのですね
『5つ星の快適を日常に』は実現できるのです(^^♪
もっと詳しく知りたい方は アーキテクト工房Pure までお問い合わせください