9/26(土)、9/27(日)
伊予市 下三谷の家 で
予約制の完成見学会 が開催されます。
今日はこれに関連して‥‥
壁紙に採用している、
和紙や紙クロスについてお話していきたいと思います。
キッチンとトイレの背面に施工されているのは、
四万十 紺雲竜紙
と言われる和紙です。
【原料】
〇雁皮(ガンピ)
和紙原料の1種。
ジンチョウゲ科の落葉低木で
繊維の長さは約3mm、幅0.019mm。
桜の木や葉によく似ているそうです。
〇木材パルプ
木の幹の樹皮を取り除いてそのままチップ化したものに、
機械的、科学的、あるいは複合的な処理をしてつくられます。
この製品で使われているのは乾燥(ドライ)パルプだそうです。
【薬品】
〇化学染料
アゾ系直接染料という、
媒染剤を使わないで直接染めることのできる染料です。
〇染料定着剤
〇サイズ剤
撥水剤とも呼ばれる、
アルキルケテンダイマー。
炭素と水素からなるアルキル鎖があり、
この部分が水とは馴染まないため
撥水剤として機能します。
〇湿潤紙力剤
ポリアミド・エピクロロヒドリン樹脂
一般的には樹脂が熱硬化して耐水化する機構を利用したものだそうです。
〇バインダー
ポリビニルアルコール(PVA)
(慣用名 ポバール)
一般的に耐久性を向上させる働きがあります。
主に薬品として5種類含まれていますが、
多い物でも2gよりも少なく、
逆に原料となる
雁皮や木材パルプは
雁皮9g、
木材パルプ89g
となっているので、
割合的にはほとんど
自然素材でできている
和紙になります。
また、四万十 紺雲竜紙を使っているところ以外は、
紙クロスを採用しています。
優れた通気性と吸湿性を持ち、
環境にも人にも優しい素材です。
また複数回の塗装が可能となっているので、
自分の個性を出したり、
メンテナンス面でも優れています。
まるでお部屋を明るく照らしてくれる
自然の照明のようです(^^♪
愛猫と暮らすことを考えた
伊予市 下三谷の家
猫ちゃんのくつろぎスペースや
足腰にやさしい床材(パイン材)など
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