スタッフブログ
STAFF BLOG

目に見えないものこそこだわりませんか?

 

「これから家を建てようかな‥‥」

「どんな家にしようかな‥‥」

とお考えの皆様の参考になるような、

お役にたてるお話を今日から

火・木・土の週3ぐらいのペースで

更新していこうと思います。

 

 

 


※※このブログは、新建新聞社さんの

あたらしい家づくりの教科書

参考にして書いています。※※


 

 

~~建てる前のこだわり、建てた後のがっかり~~

 

新しい家を買うときや建てるとき、

いろいろなことを考えますよね。

「どこに建てようか」

「広さはどれくらい?」

「こんなデザインのお家が良いよね。」

などなど、ワクワクすることばかりです(*'▽')

 

実際に、建てる前のアンケート結果で

こだわりたいという方が最も多かったのも

「間取り」という結果になっており、

続いて、「耐震性能」「自然光の利用」「デザイン」

という風になっています。

これらは「目に見える」こだわりですね。

実際に住んでみた後のアンケートでも、

満足度が高い項目です。

 

逆に「見えない」項目で絞って考えてみます。

暑さ寒さは、

代謝量・着衣量・室温・表面温度・気流・湿度の

6要素のバランスによって決まります。

「お部屋の中はエアコンをつけているから暖かいけど、

 足元が寒い('Д')」

なんてことありませんか?

このように、室温が高くても表面温度がければ

寒く感じてしまいます。( ゚Д゚)

 

このような環境を示しているのが、

「室内温熱環境」です。

これは建てる前のアンケート結果でこだわりたいと

重視している項目でもあります。

 

しかし、住んでみた後のアンケートの満足度は

かなり落ち込んでしまっているという

結果がでているのです。

どうしてなのでしょう(・・?

 

 

その原因となるのが、

「断熱」「気密」です。

断熱とは、

建物の内外に熱が伝わりにくくすることで、

気密とは、

空気が出入りしないように建物の隙間をなくして

密閉状態にすることです。

すなわち、お家を建てる際

これらをしっかり行っておくと、

「暖かい」「涼しい」と実際に感じることができるのです。(*'▽')

 

「新しい家に引っ越したからしっかり対策できているんじゃないの?」

と思うかもしれません。

しかし、必ずしもそうはならず

以前住んでいたお家のほうが快適だった、なんてことも……

 

では、そうならないためにはどうすれば良いのでしょうか?

それは、設計者工務店選びをしっかり考えることで

快適なお家で暮らすことができるのです。(/・ω・)/

 

暖かい家・涼しい家は、

お家の壁や屋根・床から熱や空気が漏れないよう、

 断熱・気密をしっかりととった作りにする。

設計者が建物の、外壁・床・天井・屋根・窓・ドアなどの

 建物が外と接する境界の断熱性能(=外皮性能)が

 高くなるようにしっかり設計。

そして大工さんがちゃんと性能が出るように

 丁寧に施工する。

この①・②の条件が満たされると、

暖かい家・涼しい家が実現されます。

建物そのものをしっかり作らなければならないのです。

 

 

 

お家を建ててから後悔する前に、

お家を建てる前に今一度

設計者や工務店選びを考えては

いかがでしょうか?

 

 


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2020年04月18日家づくり・建築知識| 投稿者:アーキテクト工房 Pureアーキテクト工房 Pure
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