視察・勉強会
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未来が変わる省エネ住宅講習会に参加

2020.01.24 | 視察・勉強会

早いもんで1月もあと少しで終わりますね
今年はあまり冷え込むこともなく大間の家・Pure事務所共に
残念ですが今のところ薪ストーブの出番がありません!!

 

 

前日は工務店学校の勉強会に参加して
南雄三さんの書かれた本をもとに「省エネ基準説明の義務」 から
My断熱基準を決めませんかの話を聞いてきました

 

 

今日は『未来が変わる省エネ住宅講習会』に参加してきました
講師の先生は近畿大学建築学科の岩前 篤さんです
岩前先生の話を聞くのはPure事務所で研修をした時以来で
5~6年ぶりに聞かせていただきました

テーマは『健康な暮らしと健康な住まい』
もちろん建物の断熱性能と健康の関係の話ではあったのですが
その中で初めて聞いた話に驚きでした
2015年の国交省推定の資料で
既存住宅全体の断熱内訳ではなんと
4件に3件の屋内は江戸時代と変わらないとの事


さすがにこれにはぶったまげましたねΣ(・□・;)
こんなに冬は寒い夏は暑い家に住まわれている方が多いとは・・・

当然冬季の寝室の気温も10℃前後の部屋で寝ている方が日本は多くて
欧米の方々は20℃以上の寝室で寝ている


お布団に入ってヒートショックで亡くなる方が多いのもわかりますね
欧米では20℃以上になっていても日本の寒い家よりも小さなエネルギーで暖かくしている
高性能な建物を建てている方やお住まいになられている方はわかっていただけるでしょうが
高性能な建物を建てたことがない方やほぼ無断熱な建物にお住まいの方にとっては
信じてもらえない話かもしれませんね?

 

高性能な建物に住むことによる健康へのメリットは計り知れないのですが
高性能な建物を建てるにはどうしてもコストは当然UPします
でも、住み続けてからかかるランニングコストのことを考えると
必ず逆転することを日本の方もわかってもらいたいですね


目先のことしか考えられない日本人ほんとさみしくなりますね!!

 

 

昨日も今日も勉強会の目的は2021年からの
小規模住宅の「省エネ基準説明の義務」をどのように行っていくかではあったのですが
南先生も今日の勉強会でも話が出ていたことで国交省の解説の中に書かれている内容です

 

国土交通省令で定めるところにより当該小規模建築物の建築物エネルギー消費性能基準への
適合性について評価を行うとともに、当該設計の委託をした建築主に対し、当該評価の結果
(当該小規模建築物が建築物エネルギー消費性能基準に適合していない場合にあっては、
当該小規模建築物のエネルギー消費性能の確保のためとるべき措置を含む。)
について、国土交通省令で定める事項を記載した書面を交付して説明しなければならない。

 

2 前項の規定は、小規模建築物の建築に係る設計の委託をした建築主から同項の規定による評価及び説明を要しない旨の意思の表明があった場合については、適用しない

 

こんな文面が書かれているのですね
建築主がエネルギーの話なんか聞かなくても良いと言われたら説明しなくてもいいと言うことになりますね
本当に日本の国はこれからどうなっていくのでしょうね本当に・・・

この記事を書いた人
高岡 文紀

代表取締役

高岡 文紀Takaoka Fuminori

内子町 出身/1961年2月7日生まれ/1級施工管理技士、2級建築士、省エネ建築診断士

高性能な家造りが大好きワクワクドキドキしながら毎日が楽しみです。こよなく吉田拓郎を愛しギブソンJ-45、ヤマハL-8を弾きながら拓郎歌ってます。アウトドアキャンプが大好き自然の中で楽しい時間を過ごしてます。

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