いよいよ12月まであと一日となりました
今朝は石鎚山にも雪が積もっていたようですね
大間の家の朝の外気温も5℃まで下がっておりましたが
室内は無暖房で22℃まだ暖房を入れるのは少し先の様ですね♪♪
私たちの仲間の工務店・設計事務所で作っている
『House de Organic』の省エネ建築視察ツアーで
オーストリア・スペインに行ってまいりました(^^♪
このグループでの海外視察ツアーは初めての試みで
仲間の一人から海外の建物を視察してみたいな~の一言からははじまりました
そこでみんなにこんな話があるのだけどどうですか??と問いかけると
行きた~いのスペイン・ドイツ・スイス・オーストリア
いろんな行先が出たのを南ツアーなどでお世話になっている
名鉄観光サービス(株)銀座支店 山崎さんに企画を組んでもらい
オーストリア・スペインに決定
11月19日より7日間のツアーです少しづつ紹介していきます
始めてヨーロッパの方もいらっしゃると言う事で皆さん楽しみにされていたようです
羽田空港よりミュンヘン乗り換えウィーンへ出発16時間ほど移動にかかり
じっとしておられず眠いのを我慢して数名で近くのレストランに
やっぱりビールでしょう(^^♪
時差ボケで夜中に何度も目が覚めるのですが寝過ごす人いなく
視察ツアーの始まりです
ツアー1日目はウィーン郊外ゲルトナーホフにあるエコヴィレッジの視察から
35年前に計画されたヴィレッジだそうです
南面に平屋を配置して北側に2~3階建てと配置して太陽の日射を取り込むように設計されている
緑あふれるヴィレッジで車はヴィレッジ周辺の専用駐車場に駐車して中には入れない
住民同士のコミュニティを大事にしていてコモンスペースには子供の遊び場があり
夏には池で泳げたり共同のサウナも建築されていて住人誰でもサウナに入れるそうです
(この池で泳げるそうです)
(皆さん素っ裸でサウナを楽しんでいる)
周辺には菜園もありコミュニケーションを大事にしている様子が伝わってきました
案内していただいた設計士さんのお父様がこのヴィレッジを計画されたとのことです
建物のはレンガ造で中空のレンガも使用するなどして断熱・蓄熱性能を上げているよう
レンガで造られた暖炉も巻きを燃やした後の熱がレンガより放熱されており
室内はとても暖かかったです
話によるとウィーンも温暖化の影響の様で今年の夏は35℃近くまで上がったそうです
『夏の湿度はどの位ありますか?』と質問したら
高くても60%くらいで普段は45~50%くらいだそうです
エアコンは設置されてないので今年の夏は少し暑かったとのことでした
でも、日本の夏の湿度と比べたら全然扇風機で過ごせそうですね!!
築35年のヴィレッジの隣には新しいエコヴィレッジが出来ており
省エネ・パッシブ・ゼロエネルギーで二酸化炭素の削減に配慮されいます
パッシブハウスも建っているとの事でしたが今回は視察できませんでした
35年前にこんなエコヴィレッジが出来ているとは驚きでした
いかに日本が遅れているんだなと改めて実感した最初の視察先でした
続いてはCLT(クロス・ラミネイティド・ティンバー)
の24回建て高層ビルの視察を次回載せさせていただきます