西条市で建設途中の西条パッシブハウス『周布の家』に三重県より4名の方が視察に来られました
棲栖舎 桂一級建築士事務所 代表桂山さんのスタッフと協力業者さんです
前々より付加断熱のEPS湿式施工を見せていただきたいと頼まれていたのですが
タイミングが合わず今回の運びとなりました
わざわざ車で5時間をかけてきた頂いたのでEPS施工だけでなく断熱・気密施工の
細かいところも見てもらえればうれしいし、ありがたいですね(^^♪
現場では断熱・気密施工の寺園親子が付加断熱EPS湿式施工を見てもらうために準備してくれていました
今回の 西条パッシブハウス『周布の家』 の仕様は
基礎外周部:パフォームガード100㎜ 土間下EPS100㎜
壁断熱:柱間の充填断熱100㎜(ロックウール)+付加断熱EPS100㎜
屋根断熱:ロックウール300㎜(100×3層)
開口部:UNILUX社製 木製トリプルアルミクラッド・樹脂トリプルサッシ
設備機器:外気清浄機(トルネックス)+フォーカス200(顕熱・全熱素子対応)
+アメニティーエアコン(全館空調)
上記の仕様です
室内は充填断熱と気密シート施工が終わり気密測定を行い加圧・減圧法共に0.1c㎡/㎡を下回った(0.075c㎡/)数値結果となり
パッシブハウス認定の漏気回数0.6回以下を余裕でクリアー
引き続き24時間換気+アメニティーエアコンのダクト配管を行っている最中
桂山さんはパッシブハウスジャパンの賛助会員の仲間で
今回、同じく賛助会員である 吉岡昌一建築設計事務所
吉岡さんの設計されたパッシブハウス申請物件を現在着工されており
断熱施工にEPS湿式工法で施工しないといけない為
細かい施工方法を学ぶことが目的で来られましたので
まずはメインの付加断熱EPS湿式施工を視察
職人の寺園氏が熱線カッターを使ってEPSのカットしている所
スターターを作成している所
樹脂モルタルでEPSを接着している所など熱心に見られ寺園氏に直接質問して話を聞いておられました
見ているだけでなく接着施工を実践してもらったりと熱心に視察されました
付加断熱を見られた後は室内に入り気密シート施工状況など見て頂き施工方法などの意見交換
約90分程度『周布パッシブハウス』を視察して頂きその後弊社事務所に移動
パッシブハウスの施工方法などディスカッション
まだまだ話は尽きませんので懇親会に突入
弊社の職人さんも合流してより一層盛り上がってしまいました
まあ、よくある話ですが!!
2次会はいつも行き付けの店
皆さんお察しの通りでステージに上がってしまえばノリノリです♫
なんと桂山さんはドラムを叩かれるとの事で
即席バンドなどできたりして楽しい時間を過ごさせて頂きました
翌日は『東垣生パッシブハウス』の完成見学会が有る為
私はお先に失礼しましたが、翌日見学会会場に皆さん来場されて話を聞くと
かなり遅い時間まで松山の夜を楽しまれていたとの事でした!!
『東垣生パッシブハウス』の完成現場も隅々まで見て頂いき
満足されたかどうかはわかりませんが
三重県まで5時間の道のりを帰って行かれました
棲栖舎 桂一級建築士事務所代表桂山さんそしてスタッフと協力業者の皆さん
遠い所までお越しいただき本当にありがとうございました
何かしらお役にたてていたら幸いです♪♪