新建ハウジング新聞に掲載されました。
少子高齢化や人口減少による新築市場の縮小など、将来の見通しが決して
明るいとは言えない今だからこそ、工務店経営者には「HOPE(希望)」
を見いだし、「未来をつくること」が求められる。
全国各地で奮闘する工務店経営者が未来創造に向けビジョンを語る。
住宅の性能を意識し、性能をものさしとして工務店選びをする生活者が
明らかに増えていると実感している。当社に家づくりの相談に来る人の
ほとんどは、うちがパッシブハウスレベルの住宅を手掛けていることを
調べた上で来ている。今後も、この流れは加速していくだろう。
そうしたことを踏まえると、個人的な意見だが、省エネ基準はHEAT20
のG1・G2といったレベルを目安にするぐらいでなければ、やがて生活者
のニーズとの間にギャップが生じていってしまうのではないだろうか。
今年も、これまで同様、パッシブハウス・ジャパンを通じて認定を受ける
ドイツ基準のパッシブハウスをはじめ、温熱環境性能、デザイン・素材、
耐久性の全てに優れる住宅を提供することで、地域の真の意味で豊かな
暮らしに貢献したい。代表を務めている全国の工務店仲間でつくる
House de Organic (ハウス・デ・オーガニック)では、工務店同士が
切磋琢磨し、時に助け合いながら、より良い住宅の普及を目指している。
この活動にも力を入れる。