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ウサイン・ボルト

もうすぐオリンピック開幕ですが、私の注目は男子陸上100mのジャマイカ代表ウサイン・ボルト。
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NHKでの特集を見たところ、何の弱点もないように思える彼ですが、実は大きな欠点を抱えていたのです。
それは、生まれながらにして背骨が曲がっていること。(詳しい病名は忘れました。。。)
そのせいで走っているときの姿勢は左右に大きく揺れ、両足の歩幅も20センチ近く違うのです!
でも、めちゃくちゃ速い。早いのなら良いんでは?と思いがちですが、そこには大きなリスクがありました。
それは怪我です。
背骨がまっすぐでない分、他の部分に負荷がかかって故障に繋がりやすいんだとか。
ボルトの場合、もも裏の筋肉(ハムストリングス)が背骨に引っ張られて肉離れしてしまうことが多いのです。
もう一つはスタートが遅れる。
最初の一歩が背骨のせいでどうしてもまっすぐに踏み出せず、大回りしてしまい、0.0何秒の遅れが出てしまう。
現在は9秒5の壁を突破するべくそのスタートを改善しているのですが、このスタートの繰り返しこそ
ハムストリングスに負荷を与える動作なのです。
記録と故障、大きなジレンマを抱えつつそのことを感じさせない明るいキャラクターが私は好きです。
頑張れボルト☆
soga

2012年07月21日お知らせ| 投稿者:アーキテクト工房 Pureアーキテクト工房 Pure
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