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床材も人の肌も 本来のらしさや美しさを損なわないように

こんにちは

今日は無垢の床材のお手入れについてです

 

少し前のことですが
年末の大掃除の際に
少し念入りに床のお掃除をしました

 

我が家の床材は 無垢の床
種類は「杉」です

柔らかいので肌のあたりが実にやさしいです
そのせいかキズもつきやすい
生活しているといつの間にか汚れも・・・

なので定期的なお手入れを

 

先ずは
①掃除機でゴミやホコリを取り除きます
②雑巾を水にくぐらせ固く絞り 水拭き
そして仕上げは
キヌカを塗ります

キヌカの主原料は米糠です

玄米から白米に精米するときにでる粉をいい
昔の人はこの米糠を袋に入れ
床の間や柱などを磨いていたと言われています

自然のモノが原料なので使う際も後も安心です

 

キヌカを少量 容器にいれ

そこに ウエスを浸し 絞り
板目に沿って拭き上げます
キュッキュッとすり込ませます
時間と共に板に浸透して
木目を際立たせてくれます

 

【右側は塗った箇所です 色味が少し濃いです】

 

【塗る前】

【塗った後】

 

無垢の床材は
原木から切り出された一枚の板が使われてます
自然の木に近い状態です

その木には調湿作用があります
夏場はサラッと
冬場は乾燥を防ぎ暖かさを 与えてくれます

 

そのような働きを妨げない為にも
自然のモノが原料であることは大前提で
市販のワックス等にありがちな
表面に膜を作ることも避けたですね

 

無垢の床材のお手入れをしていると
人の肌とおなじだなぁと思います

人の肌も
汚れを落とした後 栄養や潤いを与えます
その際に 多くを与えすぎたり
ケミカルな成分のモノであったりすると
肌荒れを起こしかねません

無垢の床材も
ゴミやホコリを取り水拭きをして
昔から信頼されている糠という自然の材料を用いて
栄養補給をしてあげる

 

木によって 木目の表情や感触など様々です
その木の本来のらしさや美しさを損なわなように
お手入れしてあげることが なにより大切なのでは と思います

 

ちなみに 使用後の手袋やウエスは 手洗い後干して また次回へ☆

 

 

2022年01月27日お手入れ・メンテナンス| 投稿者:たかおかたかおか
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