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『土居田町の家Ⅳ』基礎断熱の工事が終了しました

 

前回のブログで

『土居田町の家Ⅳ』の杭打ち工事について

ブログを書きましたが

今回は基礎断熱工事についてです。

 

前回のブログはこちら

 

杭打ち工事の後

基礎工事に進んでいきます。

 

まずは掘り方という工程で

基礎の底面の高さまで掘っていきます。

赤い丸の部分の見えているのが木杭です。

 

そして掘り終わると

砕石を敷き詰めその上から圧力をかけて

地盤を締めていきます。

 

通常のベタ基礎ならこの後

防湿シートを敷いてコンクリートを敷いて

鉄筋を組んで、、、と

進んでいきますが

アーキテクト工房Pureはここからが少し違います。

 

通常の防湿シートではなく

防蟻、防水、防湿の

プラケンEXシートを今回は使用します。

 

ここで大切なのは‟防蟻”です。

基礎外断熱なので地面の一番近くになるのは断熱材で

コンクリートではないので、

もしもの時の為のシロアリ対策は欠かせません。

 

そして隙間なく敷地内に貼り終えると

捨てコンクリートと言われる

コンクリートを外周部に敷き、

後日コンパネを設置してから断熱の工程に入っていきます。

 

ここで使う断熱材も

防蟻処理をしているものを使います。

名前はパフォームガードと言います。

パフォームガードの中には

人体には無害なホウ酸化合物が入っています。

シロアリは体内でホウ酸を分解できない構造になっているようで

それを利用したものとなっています。

 

ここでも防蟻処理を行います。

大切なのは継ぎ手です。

断熱材はホウ酸が含まれているので

シロアリは侵入できませんが

継ぎ手に間があるとそこから

侵入してしまいます。

 

そこで使うのが

防蟻用のコーキングです。

ただまっすぐに打つだけでは

シロアリが下から上がってきやすくなるので

波線状に打っていきます。

 

外周部が貼り終わると底板へ移ります。

 

底板をする際にはまず砂を敷き詰めます。

理由としては砕石の上に防蟻、防水シートを

敷いているので凸凹している為

平らにする必要があるからです。

 

 

そして断熱材を敷き詰めていき

コーキングで隙間を埋めれば

シロアリ対策がしっかりとされた

基礎断熱が完成となります。

 

 

この後は断熱材の上に

鉄筋を組んでいくので

今後も現場レポートをしていきます!

2021年07月03日現場レポート| 投稿者:masaokamasaoka
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