スタッフブログ
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メンテナンスは床下のチェックも忘れずに。

アーキテクト工房Pureでは

お引渡し後

3か月、1年、2年、5年、10年と

定期点検を実施させていただいております。

 

お家を長持ちさせるには

しっかりとした

メンテナンスが重要で

定期メンテナンスでは

お家の不具合をチェック。

 

その中の1つに

床下のコンディションのチェックがあります。

 

今回は、

その床下のチェックポイントについて

少しご紹介していきたいと思います。

 

主なポイントとして

・基礎の状態

・水道配管

・カビやシロアリ被害のチェック

などがあります。

 

その中でも特に

3か月、1年点検で

重要視しているのが

床下のカビについてです。

 

お引渡しをしてから

約1年経過するまでは

基礎の水分を放出しており

床下の湿度が高くなってしまう

恐れがあります。

(参照:断熱された壁体の含水変化に関する研修

上の図は、コンクリートに関しての

水分の変化量と経過日数を比較したグラフになります。

 

コンクリートからは

0日から180日経過すると

3~6.5㎏/㎡もの水分が放出されていることになります。

 

基礎の表面積が100㎡あるとすると

300~650Lの水分が出ていくことに・・・・

 

一坪型のユニットバス

約1~2分の水分量になります。

 

これだけの水分が放出されているのですΣ(・□・;)

弊社では

24時間換気を設置し

床下の換気を促していますが

換気量より

基礎から放出される水分量が

多くなってしまうと

カビの発生の原因と

なってしまいます。

カビの発生は

健康被害だけでなく

木材を腐らせて

強度の低下を招いてしまう

可能性もあるため、

定期的に床下の状況を

チェックすることが重要です。

そのため、

定期点検では

しっかりと床下を

チェックさせていただき

湿度がこもっていないかを

確認しております。

チェックを行う際には

設置させていただいている

床下点検口を使います。

 

湿気がこもっていると

開けただけでも

じめじめした空気を

感じ取ることができ、

そういった場合は

特にカビが発生している

可能性が高くなっています。

 

いつもは見えない床下。

 

お家を支えている

重要な部分になるので

しっかりとしたチェックと

メンテナンスをしていきましょう!

2021年02月01日お手入れ・メンテナンス| 投稿者:アーキテクト工房 Pureアーキテクト工房 Pure
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