スタッフブログ
STAFF BLOG

窓の「熱橋(ヒートブリッジ)」対策の施工がされています!

山越町の現場にお伺いした際、

ちょうど窓の「熱橋(ヒートブリッジ)」の対策をしていたので、

今日はそのことについてお話します!

 

 

「熱橋(ヒートブリッジ)」というのをご存じでしょうか?

 

熱橋(ヒートブリッジ)とは‥

外壁と内壁において断熱が入っていない部分

(代表的なもので言うと、柱や梁など)が熱を伝える現象です。

断熱性能が無い部分は全て熱橋(ヒートブリッジ)になります。

また、壁の内側にびっしり断熱材を詰めていても

断熱性能が無い

木材やコンクリート、

さらには断熱材の切れ目に存在する柱などは

断熱施工がされていない部分より熱を伝えてしまう性質があり、

熱橋(ヒートブリッジ)となってしまいます。

 

この現象を引き起こった場合、

そこが弱点となり、

だと熱がお家の中に入ってしまい

部屋が暑くなってしまいます。

逆にだと、冷たい空気がお家の中に入ってきて

部屋が寒くなってしまいます。

また、そんな暑さ・寒さを防ごうと、

余計に冷暖房を回してしまって

光熱費が多くかかってしまう

などという現象に。

 

そういったことを防ぐために、

弊社では標準仕様で、

充填断熱に加え、付加断熱を取り入れています。

それについて簡単ではありますがご紹介します。

 

【Pureコラムでも紹介しているので、詳しい情報はこちら!】

 

 

充填断熱柱の間に断熱材を入れること、

付加断熱はその充填断熱に加えて

壁の外側にも断熱材を施工することです。

充填断熱では断熱材の継ぎ目や柱との間に隙間があると、

そこで熱の出入りが起きてしまいます。

それを防ぐために

壁の中に断熱材を施工するほか、

壁の外側に付加断熱を加えて施工します。

そうすることで、

充填断熱だけでは補えない部分を付加断熱で補うことができるので、

ダブルで熱の出入りを抑えられて

断熱性能をさらに高めることができます

ただし、

正確な施工を行わなければ仕上げに影響が出やすいので、

より丁寧な施工が求められます。

 

 

山越町の現場で、

熱橋(ヒートブリッジ)対策がされていた窓を見てみます。

サッシの周りの部分に

施工されている斑点のようなグレーのものが、

「EPS(ラムダボード)」

と呼ばれる断熱材窓廻りの熱橋対策の為に施工されています。

透湿防水シート(水色のシート)が施工されている中には

「ロックウール60K」と呼ばれる断熱材が

付加断熱としてが施工されています。

このように、

手間にも見えるダブルの施工があるからこそ、

高断熱が実現しています。

 

また、弊社ではアルミの窓を使わないで

樹脂窓を積極的に使っている理由の一つとして、

アルミは熱を比較的伝えやすいという性質があるためです。

それに対して樹脂窓はアルミに比べて

断熱性能に優れているので、

より高断熱なお家づくりをすることができます。

 

 

 

充填断熱+付加断熱

手間にも見える細かくて丁寧な施工があるからこそ、

お家はより高断熱なものになっていくということを

改めて感じました。

断熱に限らず気密の面でも

丁寧な施工を行うことで

同じことが言えると思います。

快適な生活の裏には、

大工さんや職人さんの

そうとうな努力があるということを忘れず

これからも家づくりの仕事に携わりたいと思います。

2020年05月29日現場レポート| 投稿者:kirakira
2020年5月
 123
45678910
11121314151617
18192021222324
25262728293031

アーカイブ

ブログ内検索

お問い合わせ・資料請求